Googleビジネスプロフィールを放ったらかしにしている税理士へ
持ち主の確認から書き方・月1回の見直しまで

Googleマップで「市区町村名 税理士」と入れると、事務所の名前と地図が出てきます。ただ、そこに載っている営業時間や電話番号がいつのものか、誰が登録したのかを覚えていない事務所は少なくないでしょう。
この記事は、事務所のGoogleビジネスプロフィールを、先生や職員が管理画面で順に直し、月に一度見直す段取りまで決めるためのガイドです。紹介からの相談が減ってきて、まず事務所でできることから手をつけたい先生に向けて、確かめる順番と書き方の基準をまとめています。
Googleビジネスプロフィールは、投稿を増やすこと自体を目的にするより、事務所の所在地・営業時間・提供サービスなどの基本情報を、ホームページや紹介サイトと食い違いなく示す「事務所案内」として整えるのが基本です。得意分野は相談者が使う言葉に寄せて説明し、事務所の理念や詳しい考えはホームページの記事で伝えるとよいでしょう。
01プロフィールは事務所の顔になる
Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップや検索結果に出る事務所の情報(名称・住所・電話番号・営業時間・クチコミなど)を、事務所が自分で直せる無料のツールです。
紹介以外の入口づくりでここから手をつけるとよいのは、お金をかけずに事務所だけで直せるうえ、地図で探す相談者とAIの両方が、事務所の事実を確かめる場所になるからです。
「地域名+税理士」で最初に出る場所
当社で、Google AI Overview(Google検索の結果の上に出るAIの要約)へ「紹介頼みの税理士事務所が、ホームページやネット経由で新しい問い合わせを増やすには、まず何から始めればいいですか?」と聞いて検証してみました。答えの中から、プロフィールに関わる部分に印を付けたのが次の図です。

AIは、プロフィールの整備とホームページの見直しを別々の一歩として挙げている
図の①のとおり、AIはプロフィールの登録と整備を、紹介頼みの事務所が最初に取り組むことの一つに挙げています。②を見ると、求めているのは住所や電話番号などを「正しく入力・更新」することで、書き込みを増やすことではありません。一方で③の「誰の・どんな悩みに強いか」は、ホームページのトップに書くものとして別に挙がっています。
プロフィールは事実をそろえる場所、得意なことを伝えるのはホームページ、という役割の分け方が効果的なのも、AIの答えにも表れています。
名前が挙がるかは書かれた中身で決まる
ただし、プロフィールを整えれば、すぐAIが相談先として事務所の名前を挙げるわけではありません。AIが相談先の候補を挙げるときに見ているのは、ホームページがあるかどうかではなく、そこに何が書かれているかだと見られます。
同じ日にAI Overviewへ「AIに税理士を聞かれたとき、自分の事務所が候補として紹介されるようにするには」と聞くと、次のように答えました。

AI自身の説明であり、仕組みを確かめた事実ではない
これはAIの説明なので、そのまま仕組みとして受け取ることはできません。そのため、プロフィールでやることは、名札を今の事実に合わせるところまで、と線を引くのがよいでしょう。事務所を選ぶ理由を伝える仕事は、紹介以外の入口の中でもホームページの記事が担います。

プロフィールは事実を確かめる名札、選ばれる理由はホームページに書かれた中身が伝える。
事務所の案内板として整えると決めても、管理画面に入れなければ一行も直せません。最初に問題になるのは、事務所のプロフィールが誰のGoogleアカウントで管理されているかどうかです。
02まず管理画面に入れるかを確かめる
直し始める前に、事務所のプロフィールがあるか、誰のGoogleアカウントで管理されているかを確かめ、所長が管理できる状態にしておきます。持ち主の確認(オーナー確認)とは、そのプロフィールを事務所が管理していることを、Googleに認めてもらう手続きです。
持ち主が昔の職員や業者のままだと、知らないところで情報が書き換えられても事務所は気づけません。辞めた人に連絡がつかなければ、直すこともできなくなります。
マップで事務所が出るかを探す
まず、Googleマップで事務所名と住所の一部を入れて探してみてください。事務所が出てくるかに加えて、移転前の住所や古い名称のプロフィールが別に残っていないかも見ておくとよいでしょう。
次に、事務所の業務用のGoogleアカウントでログインし、そのプロフィールを管理できるかを確かめてみてください。ここで「管理できる」「プロフィールはあるが入れない」「そもそも無い」の3つに分かれます。入れない場合が、いちばん手間のかかる分かれ道です。
管理しているアカウントを突き止める
入れないときは、誰が登録したかの心当たりを書き出してみてください。前の職員、ホームページを作った業者、所長が以前使っていた個人のアカウントなどが候補になります。
持ち主は事務所の業務用アカウントにし、職員は「管理者」として加える分け方がよいでしょう。Googleのヘルプでは、管理者の権限が次のように説明されています。
管理者(旧称「サイト管理者」)は、プロフィールに対してオーナーとほぼ同じ権限があります。ただし、ユーザーの追加と削除、プロフィールの削除はできません。
職員は管理者でも日々の更新はできます。一方で、人を加えたり外したりする操作は持ち主にしかできません。また、Googleのヘルプ「ビジネス プロフィールのメインのオーナー権限を譲渡する」によれば、メインのオーナー権限を譲れるのはメインのオーナーだけです。職員個人のアカウントを持ち主にしておくと、その人が辞めたときに事務所が手を出しにくくなります。
昔の職員や業者が持っているとき
連絡がつくなら、持ち主を事務所の業務用アカウントに移してもらうのが一番手っ取り早い方法です。連絡がつかないときは、Googleの手順で今の持ち主に権限を求めることができます。
現在のビジネス プロフィールのオーナーにオーナー確認をリクエストする手順は次のとおりです。
ヘルプの手順では、business.google.com/add で事務所名と住所を入れ、[アクセス権限をリクエスト]を選びます。Googleのヘルプによれば、今の持ち主には通知が届き、3日以内に返信する必要があります。3日たっても返事が無いときは、事務所が自分で持ち主の申請をできる場合があります。
見つからないとき、二つあるとき
Googleマップで探しても事務所が見つからないときは、新しく登録します。ヘルプによれば、business.google.com/add を開いて[Google にビジネス情報を追加]を選び、画面の指示に沿って事務所の情報を入れ、確認の方法を選びます。持ち主の確認が済んでいないプロフィールが地図に出ている場合は、マップで事務所を選び、[ビジネス オーナーですか?]から管理を始められます。
一方で、移転前の住所や古い名称のプロフィールが別に残っていたら、新しく作り足さずに、今あるものを整理するのがよいでしょう。ヘルプは、ビジネスごとに作れるプロフィールは1つだけで、重複とみなされると検索やマップに表示されなくなると説明しています。作り足す前に、残っているプロフィールを事務所で引き取れるかを確かめてください。 移転したときや、重複をまとめる時の進め方は、ヘルプ「重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する」にあります。
持ち主を業務用アカウントにそろえ、職員に管理者の権限を渡せば、項目を一つずつ直せます。ただし、どの欄に何をどこまで書いてよいかは、Googleの決まりと税理士の広告の決まりの両方に関わります。
03事実は看板どおり、得意は相談者の言葉で
事務所名・住所・電話番号・営業時間は、名札と税理士会の登録どおりに書きます。得意分野は業務の説明欄に、相談者が実際に口にする言葉で、広告の決まりの範囲に収めて書きます。
名札は事実を示す場所です。事務所名を飾らず、得意は説明欄で伝えると分けておけば、決まりに触れるおそれを減らしながら、相談者に伝わる書き方ができます。
名称・住所・電話・営業時間は登録どおり
事務所名に地域名や「相続専門」を足したくなるのは、検索で目に留まりやすくしたいからでしょう。ただ、看板や登録と違う名前を載せると、相談者は別の事務所かと迷います。
管理画面を横に開き、次の表で1行ずつ見比べながら直してみてください。
プロフィールの項目ごとの書き方
| 項目 | 書くこと | 避けること |
|---|---|---|
| 事務所名 | 看板・税理士会の登録どおりの名称 | 地域名や「相続専門」を足す |
| 住所 | 登録どおりの所在地 | 移転前の住所を残す |
| 電話番号 | 今つながる代表番号 | 使っていない番号のまま |
| 営業時間 | 今の受付時間と休業日 | 繁忙期の変更を放置する |
| カテゴリ | 税理士事務所として実態に合うもの | 関係の薄いカテゴリを足す |
| 業務の説明 | 紹介で頼まれてきた分野を相談者の言葉で | 誇張や顧問先が分かる実績 |
※Googleの名称の決まりと、所属税理士会の広告の細則は、直す前に原文で確かめてください。
業務の説明は相談者の言葉で書く
「資産税」や「法人顧問」は事務所の側の言い方です。業務の説明は、相談者が困りごとを話すときの言い方で書くほうが伝わりやすいでしょう。
また、「相続から法人まで幅広く対応」と書くと、一般論をそのまま当てはめただけになり、相談者の困りごとと結びつきません。紹介で実際に頼まれてきた分野を、頼んできた人の言葉で書くほうが、相談者にもAIにも事務所の得意が伝わります。 たとえば、次のように言い換えられます。
- 相続税の申告 —— 親が亡くなり、相続税がかかるか知りたい
- 法人の顧問 —— 会社の経理と税金をまとめて相談したい
- 創業の支援 —— 独立して会社をつくる前に、税金のことを聞きたい
広告の決まりで書かないこと
プロフィールの業務の説明も事務所の業務を外に知らせる文なので、広告の決まりに照らして読んでおくと安心です。日本税理士会連合会は会員の広告について細則と運用指針を定めており、2018年に変更が報じられています。
「税理士会会員の業務の広告に関する細則」および「税理士会会員の業務の広告に関する運用指針」を変更した
業務の説明の下書きができたら、所長が所属税理士会の細則の原文を手元に置き、次の点に照らして一度読んでみてください。
- 誇張した表現 —— 「地域一番」のように、確かめようのない言い方になっていないか
- 他の事務所との比べ方 —— よその事務所より優れていると読める書き方になっていないか
- 顧問先が分かる実績 —— 業種や地域、時期の組み合わせで、どこの話か分かってしまわないか
業務の説明を正しく書けても、ホームページや紹介サイトに古い住所や営業時間が残っていれば、相談者もAIもどちらが正しいか迷います。
04ホームページと紹介サイトにそろえる
住所・電話番号・営業時間は、正しい情報を一つ決め、プロフィール・ホームページ・紹介サイトをすべてそれに合わせます。プロフィールだけを直しても、別のサイトに古い情報が残っていれば、相談者は電話をかける前にどれが正しいのか迷います。
食い違いは取り違えのもとになる
Google AI Overviewも、古い情報が残っていることを問題に挙げています。「ChatGPTで地域名と得意分野を入れて税理士を聞いたら、事務所が出てこなかった」と相談すると、答えの中に次の一文がありました。下の図は、その答えに①②の印を付けたものです。

プロフィールの外に残った古い情報も、AIの判断に関わるとされている
図の①で、AIは古い紹介サイト(答えの中では「ポータルサイト」)の情報や移転前の住所を、誤情報のもとに挙げています。②では、事務所の外にある「信頼できるWeb上の言及」も根拠にするとしています。これはAIの答えの言葉で、仕組みそのものが確かめられたわけではありません。ただし、地図と紹介サイトで住所が違えば相談者が迷うのは、AIがあってもなくても同じです。
プロフィールを直したら、同じ日にホームページと紹介サイトの掲載も見ておくことをおすすめします。 ChatGPTで事務所が出てこない原因を探すときも、まず疑いたいのはこの食い違いです。
確かめる場所と直す順
情報を揃えるときは、どれを正しい情報とするかを先に決めます。事務所名と事務所の所在地は、税理士名簿の登録を基準にするとよいでしょう。日本税理士会連合会は、登録の情報を調べられる検索サイトを公開しています。
現在税理士名簿に登録のある税理士及び税理士法人を氏名、事務所所在地等で検索し、その情報を参照できる「税理士情報検索サイト」を公開しています。
ただし、この出典で検索の手がかりとして挙がっているのは氏名と事務所所在地です。電話番号と受付時間は、事務所で今の内容を一つ決め、それを基準にしてください。基準が決まったら、たとえば次の順に合わせていくとよいでしょう。
- 税理士情報検索サイト —— 事務所名と事務所所在地が、看板やプロフィールと合っているか。
- ホームページの事務所概要と問い合わせページ —— 住所・電話番号・受付時間。ページ下の欄や地図の埋め込みも見る。
- Googleビジネスプロフィール —— 名称・住所・電話番号・営業時間を基準に合わせる。
- 税理士の紹介サイト —— 掲載の住所・電話番号・受付時間。自分で直せないときは運営会社に修正を頼む。
紹介サイトの掲載は、事務所が気づいて頼まない限り、古いまま残ることがあります。東京税理士会も「納税者の方へ」のページで、ネット上の税理士紹介サイトは日本税理士会連合会と関係がないと断っており、そうであれば、掲載を確かめて直しを頼むのは事務所の側になるでしょう。
見つけた食い違いは、事務所で共有している表計算のファイルなどに書き出しておくと、直し終えたかどうかが一目で分かります。列は、たとえば「場所」「項目」「今の掲載」「正しい内容」「直した日・修正を頼んだ日」の5つで足ります。移転や電話番号・受付時間の変更をしたことがある事務所は、特に念入りに確かめてみてください。
事実がそろうと、残る項目のうち事務所の判断が要るのはクチコミです。
05口コミには短く、守秘を守って返す
口コミの返信は、投稿した人だけでなく、まだ相談していない人が事務所の対応を見る場所です。一方で、税理士には守秘義務があり、口コミに書かれた事情に詳しく触れるほど、投稿した人や顧問先が特定されるおそれが増えます。そのため、返す方針を先に決め、感謝と事務所の姿勢だけを短く返すのがよいでしょう。
返す方針を先に決める
口コミが届いてから返し方を考えると、その場の気持ちで書いてしまいがちです。そのため、たとえば次の3つを、事務所で一文ずつ決めておくとよいでしょう。
- すべてに返すか —— 良いクチコミだけに返すと、厳しい声を放っておいたように見えることがある。
- 誰が下書きするか —— 職員に任せてもよい。
- 誰が確かめるか —— 公開の前に所長が目を通す。
職員が返信を書くときも、秘密を守る義務はかかります。税理士法は、税理士本人についての第38条とは別に、第54条で税理士の使用人(職員)にも秘密を守る義務を定めています。下書きは職員、公開の判断は所長、と分けておくと安心です。
顧問先を特定させない書き方
返信でいちばん気をつけたいのは、税理士法第38条の秘密を守る義務です。条文は次のとおりです。
第三十八条 税理士は、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に洩らし、又は窃用してはならない。
国税庁の解説「税理士法違反行為」によると、秘密を守る義務の違反は一般の懲戒の対象で、「戒告、2年以内の税理士業務の停止又は税理士業務の禁止の処分の対象とされています」。口コミの返信も、業務で知った事情を外に出す場になりえます。そのため、返信には、たとえば次のことを書かないでください。
- 相談の中身 —— 相続・融資など、何を頼まれたかを書かない。
- 金額 —— 税額・節税額・報酬の額に触れない。
- 業種・地域・時期 —— 組み合わせると、投稿者や顧問先が分かるおそれがある。
- 成果を言い切る表現 —— 「節税できました」のような書き方は、広告の決まりとの関係を所長が確かめてからにする。
広告の決まりは、日本税理士会連合会が「税理士会会員の業務の広告に関する細則」と運用指針で定めており、2018年に変更されたと税のしるべ(大蔵財務協会)が報じています。原文は、所属している税理士会に問い合わせるか、会員向けの資料で手に入れてみてください。
返信は、たとえば「ご丁寧なお言葉をありがとうございます。これからも、ご相談の一つひとつに丁寧に向き合って参ります。」のように、感謝と事務所の姿勢だけの2〜3文で足ります。投稿に相談の中身が書かれていても、返信でその中身をくり返さないようにしてみてください。
厳しいクチコミは言い返さない
厳しいクチコミには、事情を説明したくなります。ただし、説明しようとするほど相談の中身に触れることになり、守秘の点でも危うくなります。言い返さず、ご意見を受け止めたことと事務所の姿勢を短く書くのがよいでしょう。
一方で、事実と違う投稿や、Googleの決まりに反するように見える投稿もあるかもしれません。その場合は返信で争うより、Google ビジネス プロフィール ヘルプで口コミの決まりと対応の手順を確かめてから動くのが無難です。
基本情報と口コミの方針がそろえば、残るのは、直した内容が正しく出ているかを確かめ、古くならないように保つ段取りです。
06直したあとの確かめ方と見直しの段取り
情報を直したあとは、事務所名と「地域名+得意分野+税理士」の2通りで探して結果を記録し、月に一度の見直しを誰がいつ何を見るかまで決めておくと、プロフィールが古くなるのを防げます。
2通りで探して記録する
2通りで確かめるのは、事務所名で正しく出ることと、相談者の探し方で候補に入ることが別の問題だからです。事務所名で探したときは、住所・電話番号・営業時間が今の事実と合っているかを見てみてください。「地域名+得意分野+税理士」で探したときは、事務所が出るか、出るならどう説明されているかを見ます。Google AI Overviewも、事務所が出てこないときの手順として、ChatGPTやGeminiに「[地域名] + [得意分野(例:相続等)] + 税理士」と実際に質問することを挙げていました。
記録するのは、聞いた質問・聞いた日付・答えに挙がった名前の3つです。 質問の言い方を決めておき、毎月同じ条件で聞くと、前の月との違いを比べられます。質問を変えると答えも変わり、比べられなくなるためです。AIへの聞き方の詳しい手順は、AI検索で事務所の扱われ方を確かめる手順を見るとよいでしょう。
月に一度、誰が何を見るか
見直しは、まとまった時間を取ろうとすると繁忙期に止まります。たとえば月初の決まった日に、次の4つを同じ順で見るとよいでしょう。
月に一度の見直し
- ☐ 名称・住所・電話・営業時間の食い違い(職員):プロフィール・ホームページ・紹介サイトが基準と合っているかを見て、食い違いは共有の表に書き足す。
- ☐ 新しい口コミと返信(職員が下書き・所長が確認):顧問先が特定される言葉が無いかを所長が確かめてから公開する。
- ☐ 業務の説明(所長):今の得意分野と合っているか、広告の決まりに照らして読む。
- ☐ マップとAIで探した結果の記録(職員):事務所名と「地域名+得意分野+税理士」の2通りで探し、質問・日付・挙がった名前を書き残す。
記録は、食い違いの一覧と同じ表計算のファイルに、月ごとのシートを足していく形にすると、職員が替わっても前の月の結果をたどれます。業務の説明と口コミの返信は、広告の決まりと守秘に関わるため、所長が確かめる範囲に残してください。ほかの項目は職員に任せ、1回の作業を短く区切っておくと、繁忙期でも続けやすくなります。
07まとめ
Googleビジネスプロフィールは、事務所の今の事実を正しく示す、ネット上の名札です。持ち主を事務所の業務用アカウントに戻し、事実をホームページや紹介サイトとそろえ、得意分野を相談者の言葉で書けば、お金をかけずに事務所だけで整えられます。月に一度の見直しも、職員と所長で役目を分ければ止まりにくくなります。
一方で、相談者が事務所を選ぶ理由までは、名札では伝えきれません。AIが見ているのは、ホームページがあるかどうかではなく、そこに何が書かれているかだと考えています。どの事務所にも当てはまる一般論の記事を増やしても選ぶ理由にはならないため、外に任せるなら、事務所の考えをホームページの記事にする部分に絞って考えるのがよいでしょう。
今日はまずGoogleマップで事務所名を探して管理画面に入れるかを確かめ、そのうえで任せる範囲の決め方を読んでみてください。


